アベノミクスのおかげで、少しずつ景気が良くなり、明るい雰囲気が広がっています。
第三の矢である成長戦略を成功させて
この好循環を、ぜひとも持続的な成長へつなげてほしいと、心から願っています。
とはいえ、日本社会は、少子高齢化と人口減少により
従来のような拡大路線を続けることが難しい時代に入っています。
最初から正社員になれないケースも少なくなく
就職できても、安穏と定年まで働き続けられる保証はなくなりました。
年功序列が崩れたことで、50代前半から収入が減り始め
若い世代では、65歳まで1円も年金がもらえません。
それでも・・・
個性や才能を大切に、自分らしく生きることをあきらめたくはありません。
若いうちから老後を気にして、縮こまった毎日を送ることもしたくない。
漠然とした不安を具体的な課題に変え、一つひとつ解消していけば
安心感のある毎日を手に入れることができるはず。
お金を理由に、夢をあきらめたり窮屈な生活をすることが
残念でしかたないのです。
私は、出版社・放送局を経て、1995年から、生活経済ジャーナリストとして
マネーとキャリアに関する情報発信をしています。
メディアで目にする私は、ひょっとしたら強気に見えるかもしれません。
でも、シングル、かつ大きな組織にも属していない私は
実は不安に満ち、リスクの大きな生き方をしてきました。
少しでも歩みを止めたら、すぐに居場所を失ってしまいそうで、怖くなることもあります。
それでも、お金やキャリアに関する良質な情報を集め、分析し、実践するうちに、
少しずつ不安は和らぎ、自分らしい生き方ができるようになりました。
とても不器用で、遠回りもしましたが、
こんな私だからこそ、共感し、ともに迷いながら
「自分らしさのお手伝い」ができると、信じています。