毎年お正月には、自分の資産ポートフォリオとキャッシュフローの見直しをしています。キャッシュフロー表は、今後のライフプランに基づいて家計収支を試算する表(和泉のHPの右端に置いてある「TOOLS~キャッシュフローシート」で作成できます。2014年版は1月半ばくらいにアップする予定)。いつまでどのくらい働くかといったワークプランに基づいて収入の見通しを立て、同時に将来にわたる支出予想を入れて、将来の貯蓄残高の推移を確認します。
私の場合、将来の収入の見通しを立てるのは難しいので、先にどんな暮らしをしていきたいかをイメージし、どれくらいのお金が必要かを考えて、それを実現するにはどれくらい働き、あるいは資産運用をしなければならないかを、あれこれ試してみるという感じでしょうか。
で、久々にCF表を見直してみて何より強く感じたのは、この先、そう長くは働けないんだということ。「あらら、人生、もうこんなところまで来てましたか~」と、しみじみしてしまいました。わざわざ表を作らなくても引き算すればわかりそうなものですが、一覧で見ることで改めて深く認識できるのです(以前、弊社のメンバーがCF表を眺めて、「子どもが独立するまで6年かあ。子どもと一緒にいられるのも意外と短い」と言っていたことがありますが、そういうことにいっぱい気づく機会でもあります)。
私は自営なので定年は自分で決められますが、逆にいえば、もっと早い時点で仕事がなくなるリスクもあるわけで、少しでも長く、社会から必要とされる存在でいるために、一日一日を大切に、丁寧な仕事を重ねていこうと思いました。